11月初旬、群馬県と栃木県をまたぐ「わたらせ渓谷鐡道」と桐生市の「宝徳寺」に視察に行ってきました。
天気は快晴、雲ひとつない秋晴れです。まずは群馬県と栃木県をまたぐ「わたらせ渓谷鐡道」です。
もともと栃木県の足尾銅山で採掘された銅を群馬の桐生まで運び出すトロッコ列車が始まり。銅山全盛期には活躍しましたが、汚染問題とその後の過疎化で衰退の一歩を辿り、経営困難に陥り廃線の危機に。惜しむファンの声もあって1989年に何とか第三セクターに引き継がれ、現在は変わらず地元の人々の生活線でもあり、また、観光の鉄道としても人気があります。
人気の訳は何といっても車窓からのこの景色! 特に秋の紅葉の時期は線路に沿って流れる渡良瀬川の紅葉が素晴らしい!
という事で、紅葉を狙って行ってきました。
今回は17駅ある区間のうち、景色のいいところ、「神戸(こうど)駅」から「足尾駅」までの4駅間です。
紅葉シーズンはかなりの混雑、快晴ということもあって、窓のない団体向けの車両は満席です。
出発してからすぐに長いトンネル、列車の天井にイルミネーションが輝きます。
少しだけまだ紅葉が早い気もしますが、それでも景色は最高!人気があるのもわかります。
駅の風情もいいですね~。
足尾駅で下車し、桐生にとって帰ります。途中、休憩した草木湖。
お次は桐生郊外のお寺、「宝德寺」です。臨済宗建長寺派で1450年頃に創建された由緒ある禅寺です。
何といっても「床もみじ」と呼ばれる、漆塗りのピカピカに磨き上げた床に映る四季折々のもみじが有名で、特に紅葉の時期は多くの観光客が訪れます。
一目見た時には床ではなく、水が貼ってあるのかと思う程の光沢! 逆さ富士ではなく、逆さもみじです。
写真は自由に取れ撮れて、皆さんカメラを床に付けて一生懸命撮影しています。私の撮った写真はこちら。
境内にはキャラクター?の可愛いお地蔵様がたくさんいて、にこにこ笑っておりました。幸せな気分になりました。
水上、法師温泉あたりから少し足を延ばして訪れるのも良いかもしれません。
スタッフH